料理と武術の達人であるカリスマ・シェフのホアン・ピンイー(サモ・ハン・キンポー)。ピンイーの兄であるホアン・ピンチー(ブルース・リャン)は、かつて有名なレストランの料理長であったが右手の怪我が原因で村を去り、ピンイーが彼の後を引き継ぐ。ピンチーの息子ジョー(ルイス・ファン)は父親の怪我を叔父であるピンイーの仕業によるものと思い込み、ピンイーを罠にはめて料理長の座から追い出す。そして、ジョーは一族の支配力の象徴である「龍頭刀」を手に入れる。
ある日、村から追い出されたピンイーは一流シェフであるシェンを父に持つチン(チェリー・イン)、イン(加護亜依)姉妹を訪ねる。シェンはレストラン“四海一品”の設立者であり兄ピンチーの料理の師でもあったが既に亡くなっていた。ピンイーはこのレストランで注文した料理を酷評した為に、腹を立てた料理長がピンイーに腕比べを迫る。一方、料理学校を卒業したケン(ヴァネス・ウー)は、校長の勧めで“四海一品”のシェンを訪ねるが、ひょんなことからピンイーの腕比べのアシスタントとして仕えることになる。

勝負は、伝説の料理を見事に作ったピンイーが勝利をおさめる。破れた料理長は自らレストランを去っていく。チンに“四海一品”の看板を引き継いで欲しいと頼まれたピンイーは、ケンとともに姉妹のレストランの手助けをしようと決心する。そして、ケンは高度な技術を誇るピンイーのもとで一流の料理人になるべく修行に励む。
しかし、ピンイーが “四海一品”の料理長として返り咲いたことを耳にした甥のジョーは、経営を妨害すべく荒っぽい手下を店に送り込む。すっかり客足が遠のいた“四海一品”は、起死回生とばかりに4年に1度開催される「中華の達人/料理コンテスト」に応募する。ケンは、優勝してレストランが再び繁盛を取り戻す絶好のチャンスだと確信する。そんな中、ピンイーはコンテスト直前に出場することが出来なくなってしまう。ケンは“四海一品”を代表して、2度の優勝経験を持つ“粤 皇軒”の料理長ティエン(ラム・ジーチョン)と戦う事になる。奇しくも、“粤 皇軒”の支配人は、ピンイーの甥ジョーであった。
コンテスト1回戦では、包丁さばきをテーマに 6組が料理の技術を競い合うが、“四海一品”と“粤 皇軒”はともに決勝戦へと勝ち進む。達人の座を邪魔する奴は許さないとばかりにジョーは、ケンとインを罠に掛けコンテストに出場できないように計るが、幸運にもピンイーは無事に 2人を助け出す。ピンイーはかつて追い出された村に戻り、過去のわだかまりをふっ切って帰ってきたのだった。

コンテスト決勝戦当日、ジョーは父親の恨みをはらすべく手下を引き連れてピンイーに襲いかかる。過去の誤解を取り払うことなど出来ない彼らは、カンフーを使って決着をつけるしかなかったのだ。その頃、決勝戦では最も高度な“大羹不和(調味料を一切加えずに作るスープ)”をテーマに対決が繰り広げられようとしていた。ケンは、師匠ピンイーからかつて伝授された<開水白菜>で戦いに挑むべく準備を進めるが・・・。
果たして達人の座は、一体誰が勝ち取るのであろうか?ピンイー、ケン、そしてシェン姉妹。彼らは“四海一品”に栄光と名誉を再びもたらす事が出来るのであろうか?・・・ その答えは、自分の目で見て確かめろ!



